その機動力は瞬きを許さない禁断の髪使い
ミリア=レイジ
ミリア=レイジ
無口で冷ややかな性格。
しかし組織を抜けて以来、以前のように損得の価値観のみで行動する事はなくなった。地に足ついた人々の暮らしの中で、ミリアは人間らしい感情を少なからず獲得している。 口や行動で表すには至らないが、察しや思いやりといった感性を自覚するほどである。対処に困る事象の前では、少女のような表情を見せることもある。
聖戦で孤児となったミリアは当時のアサシン組織の長「ザトー=ONE」に拾われ、暗殺集団の中で育った。
時が進み、少女から女性となったミリアは組織の一員としてザトーの片腕となるほど高い戦闘能力を有した。いつしか二人の関係は恩人、師弟を経て、恋仲となった。ミリアは少しでもザトーの力になろうと、危険を承知で「禁呪」を自らに施し、髪の毛を自在に操る能力を手に入れる。しかし、人を殺すことに息苦しさを感じ始めたミリアは、ザトーとの全ての関係を断ち切りアサシン組織を抜けだした。
この行動により、当時の作戦に参加していたザトーは投獄の身となった。
以来、組織に追われ続けていた彼女だが、長い逃亡生活にも疲れ、頭領であるザトーを倒す決意を固める。その動機のウラには、未だザトーに対する想いの整理がつかず、何かの答えを見つけようとする目的もあった。
しかしそこに現れたザトーは、彼自身がその身に施した、影を操る「禁呪」の副作用によって、自我を失っていた。
積年の思いが、とんだ横槍によって無価値と化したミリアは、その怒りの矛先を「禁呪」である影「エディ」に向けた。エディは今までザトーの影として闇に潜む存在だったが、今ではザトーの身体を支配、掌握するに至っていた。しかし、ザトーの存在が完全に消滅すると、宿主の生命力を吸って生きてきたエディも、程なくして消滅することとなった。
頭領を失ったアサシン組織からミリアが狙われることは無くなったが、彼女の心にはなんの決着も得られなかった。
「ゆりかご事件」の際にはザトーと再会を果たし、その変貌に驚きつつも安堵。そうした中、自分の生き方に悩みを持つが、自分の居場所がアサシン組織にあることを再認識。
アサシン組織の理念・信念を引き継ぎ、元メンバーをまとめ上げて新生終戦管理局局長としてイリュリア政府を支えている。










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